ツイッターでも呟いていましたが、
京都駅で開催中の山口晃展に行ってきました~
緻密に書きこまれた独特の世界観。
初めて見たのは2004年の公共広告機構の「江戸しぐさ」のポスター。
パッと見た時は大和絵なのですが、よく見ると現代がモチーフ!?
自分が江戸時代にタイムスリップしたのか、江戸人が現代に来たのか・・。
遠い江戸を近くに感じる作風で、好きな作家さんの1人です。
杉浦日向子さんの作品を読んでいる時と同じ気持ちになります。
大判の作品集が出たので、今度購入しようと思います。
家のソファでぼーっと、じっくり眺めます~。うふふ
さて本日のタイトルは「絞りは英語で・・」でした。
絞りは「shibori」なのです!
だ・・だまされたー!なんて思わないでください。
日本独自の絞り技法が多いため、他の絞り(タイダイ)とは区別されています。
一般的には混同してしまう事が多いみたいですね。
日本の「麻」という言葉と同じ感覚ですかね
このお着物は遠目に見ると、絞りの具合で柄が出ていることが分かりますね。
ふわりとした印象で、赤い色なのにとてもシックです。
絞りの着物は好きだけど、可愛い物しかないわ~という方にもオススメ!
近くで見ると、とても繊細な作りなのがお分かりいただけます。
赤の分量で模様が成されていますねー。凄い!
あわせている帯はロウケツ染めと手染めを組み合わせた名古屋帯。
柄の出具合が面白いので、シックな色合いながらも印象的な帯です。
反対巻にすると、オレンジ&ブラウン系の色合いが前柄に。
扇面柄が染め抜かれているのも、ちょっと素敵です
後ろ姿もスッと綺麗!
気になる方はお気軽にくるりOsakaまでご連絡ください
正絹小紋 総絞り 袷 ¥15,750
身丈:153 裄:64.5 袖丈:48
正絹九寸名古屋帯 たたき調 ¥14,700